「準々決勝 6」
武蔵野第一 vs 春日部市立の準々決勝、遂に決着がつきました。
10回の裏、春日部の攻撃で「4番はヤル気マンマン!」の予告通り、4番高橋のソロホームランで同点に追いつく春日部。
榛名の球は当たれば飛ぶって、前に阿部が言ってたアレですね。高橋は「完璧な真芯」っと、大喜び。
続く5番の柴もツーベースヒットを打ちますが、後が続かずにこの回は同点止まり。
11回の表、この回からは春日部双子バッテリーから交代した長沢が登板します。
ところが、先頭打者の榛名がいきなりのホームラン。敵味方とも、みんな呆然としてますよ。応援席のジイちゃん達の心臓に悪いだろぉ〜。
で、この回の裏も榛名がキッチリ打ち取って、武蔵野の勝利で準々決勝は幕を降ろすのでした。
この試合、投げても打っても大活躍の榛名。スゲ〜よ、ホント。
双子に甲子園への夢を託された榛名「今年はウチが行かしてもらう」って言ってますからね。
ホントに榛名が甲子園に行ったら、阿部はもんどり打って悔しがるんでしょうね。
今回の西浦は、そんな悔しそうな阿部と、また一人でグルグルしそうな三橋が最後に数ページ。
二人だけのラブラブな(ココ強調!)ロードワークから戻ってきた阿部と三橋。
校舎の方からテレビの野球中継が聞こえて来ます。(職員室かな?)で、テレビを見ていた先生に武蔵野第一 vs 春日部市立の試合結果を聞いて、溜め息をつく阿部。榛名が勝ち進んで行くのは、やっぱり面白くないんでしょうかね。
その様子を見て三橋は、もし阿部が榛名と同じ武蔵野に行ってたら…っと、勝手な想像をはじめます。
これって、三橋の嫉妬でしょうか。
もし阿部が武蔵野に行ってたら、今頃は榛名とバッテリーを組んで甲子園を目指してたとか想像してるんですよ。で、「阿部くんは本当は榛名さんの捕手がやりたいんだ」とか、一人でグルグル悩んだりするんですよ。
確かに阿部の根っこのところに榛名がいるなとは思いますが、さて実際のところ、どうなんでしょうね?
次号からは久し振りに西浦が舞台だそうです。